Category: 25.ラトビア


目をくり抜かれた時計職人 -リガ-

9月 21st, 2011

written by kuro

怖いタイトルで、スミマセン。

まあ、こういう話は結構あるっぽいけどね。紹介したプラハの仕掛け時計にも似たような逸話が残っている。

こちらバルト三国の2カ国目、ラトビア。メインの見どころは旧市街。

リトアニア観光が予想していた以上に満喫できてしまっただけに、ラトビアが似たような雰囲気だったら綺麗な街並みも色あせてしまうのではないか思っていたが、そんなことは無かった。

偉そうに言うけど、ラトビアにはラトビアらしさがちゃんと備わっていて観光していておもしろかった。

きっと一番有名な景色は、ここ市庁舎広場からだろう。

バルト三国らしい暗い曇り空が、まるで子供の国のように楽しげな建物をどこか物静かな雰囲気に変えていた。人通りもあまり多くなかったんだよね。

市庁舎広場

オレンジ色の楽しげな建物の左側は、インフォメーションセンターになっており地図も手に入る。右側は、ブラックヘッドのギルドと呼ばれるもので未婚の商人の同業者組合という意味。なんだかよくわからないけど。

そして目を引くのが、これまたなんとも美しい鮮やかな青の文字盤にゴールドで装飾された時計針に文字。

見てわかる通り、月日もわかるようになっている。

ブラックヘッドのギルド

そう、これが怖い逸話の残る時計。

目をくり抜かれた時計職人って一体・・・。

何か反逆の意味でも込めてこの時計を作ったのか、はたまた報酬を要求しすぎたとか?それともただ生意気な職人だったとか??

どうやら時計職人に、非はなかったらしい。

ただ単に、素晴らしすぎる時計を作ってしまったから、他の場所で同じ時計を作らせない為に、時計職人の目をくり抜いてしまったらしい。

普通に、「怖っ!」

600年以上も前の話とはいえ、人間の欲望(独占欲)というのは、恐ろしいなと感じてしまう。

絶大な評価をされるべき、優秀な時計職人であったであろうはずなのに。

この時代では、優秀過ぎたんだな・・・。

出る杭は打たれる。出過ぎた杭は打たれない。

そんな現代の言い回しも通用しない時代・・・。改めて、現代に生きていることに有り難く思う。

他にもラトビアには、興味深いものが色々とある。

これは、3人兄弟の家。

3人兄弟

異なる時代に3つとも建てられ、当時の建築技術、趣向を反映しているというおもしろい建物。

同じ時に建てられた訳じゃないんから、兄弟なんだね。そんな命名にもセンスがあるじゃなか。ちょっと歳が離れすぎているのかもしれないが・・・。まあ、建物だし寿命も長いからいいのか。

他には、きれいな公園に、変な彫刻達(夜はライトアップされるらしい。)、変なネコに、ネコの家と呼ばれる黄色い建物。

リガ

屋根のてっぺんにはネコの彫刻が生きているように飾られ、1階にはネコ顔メニューのネコカフェがある。どんだけ好きなんだか。

ネコの家

旧市街で食べた名物のポークスペアリブは、かなりおいしかった。

BBQ スペアリブ

おれらは、Audeju iela通りのいかにもスペアリブありますっていう感じのきれいなレストランに入ったのだが、柔らかくてバーベキューソースが染み込んだ絶妙な味加減に、500グラムもあったポークスペアリブは、お腹いっぱいになりながらも飽きることなく食べ切れた。

こいつは、また食べたいと思える一品だった。

そんなラトビア観光。

実質、一日だけしか観光していなかったのだが、ラトビアという国が魅力的な国だと思えるには十分だった。

DAUGAVA川から、数年おきに悪魔が現れ、街が美しくなっているか確認するとか。大男の守り神もいるとか。

色々な伝説や、逸話が残っている。

昔から感性が豊かな人々が多いのかな。あまりラトビアの人と話す機会は少なかったけど、バスターミナルのインフォメーションのおねーさんや、道を尋ねた時に教えてくれた人もすごく丁寧でやさしかった。

この国の人の事をもっと本当に知ることができたら、おっともっとラトビアという国が好きになるのではないか。そんな気がした。

ラトビアの人は、花も好きなんだってさ。

花屋

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