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青空美術館 -バルパライソ-

4月 1st, 2011

written by kayo

チリにはバルパライソという、街並み自体が世界遺産になっているアートな場所があります。

6年前の世界一周の時にも訪れていて、楽しい思い出があったのと、1つの心残りがあったので今回も行ってみる事に。

ビーニャから乗ったバスを降りて歩いてる途中、見覚えのある顔が目に飛び込んで来ました。

松ちゃん

松ちゃん・・・!?

バルパライソはセントロと港以外は、急斜面に家々が立ち並ぶ急な坂道だらけの街。

そんな場所ならではの乗り物がアセンソール。ケーブルカーの様な傾斜式エレベーターで、何本もあるのです。

1つの心残りとはこのアセンソールに乗れなかった事。前回はアセンソールが見つからず、女4人で急な坂道を全て上がり切ってしまったのでした。すごく良い運動になったなぁ。

今回はちゃんと地図も持ってたので、簡単に見つかって乗る事ができました。

アセンソール

何て楽ちん!

上の方には民家の中に沢山の壁画が描かれている、青空美術館というアートスペースがあります。

どっからどこまでがそこなのか良く分からなかったけど、とりあえずそれらしき一帯に行って来ました。

バルパライソ

壁画あるある。

バルパライソ

階段にもあるある。

バルパライソ

カラフルな家もあるある。

バルパライソ

すごい正直な感想を言ってしまうと、今回の旅に出るまではアートで綺麗な街並みと言えばここだったんだけど、メキシコっていう国を知ってしまってからだと少し物足りなく感じてしまいました。

海がある景色っていうとこではかなり大好きだけど。ちなみにバルパライソは夜景もめちゃくちゃ綺麗!

そんな中、今回1番心に響いた場所はここ。Lukas博物館。

バルパライソ

Lukasさんて人も彼の絵も全く知らなかったけど、たまたま通りかかって、建物の前の可愛い人形を見て何となくで入りました。

中に展示されている作品は、イラストや風刺漫画や挿絵に、アニメーションの上映。

作品の内容からしてチリでは子供から大人まで誰もが知ってる様な、国民的な絵描きさんなんだろうと思いました。

大量に飾られた彼の絵を眺めていくと、とんでもない事に気付きました。

絵がすっごく上手い。普通に上手いねとかじゃなくて、本っ当に上手なのです。

可愛いらしいキャラクターのイメージを良い意味で裏切り、どの絵にもずば抜けた画力が溢れていて、とてもシンプルな絵すらも構図が見事にドンピシャ。センスの良さしか感じられず。

そしてどの絵も優しい。絵を描く事を心から楽しんで、絵と同じで優しくて純粋な人なんだろうな。

こんなに絵を描くのが上手だったら、すごく人生は豊かで楽しかっただろうなとうらやましくなってしまいました。

後で調べたら、やっぱりチリでは誰でも知ってる有名人だそう。Lukasさんはチリ人ではなくイタリア人で、バルパイソをこよなく愛して移り住み、そしてここで亡くなったそうです。

大好きな場所で、大好きな絵を描き続けて、その場所で最期を迎える。何て素敵な人生なんだろう。

絵が好きな人にはここに来たら絶対行って欲しいです。すごく幸せな気持ちになれると思います。

やっぱりまた来て良かったな。懐かしかったしね。

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