Archive for 10月 9th, 2011


カッパドキアのグリーンツアー -ギョレメ-

10月 9th, 2011

written by kuro

気球に乗って、だいぶ気分を良くしたので調子に乗ってもう一つツアーに参加しちゃいました。

グリーンツアー70トルコリラ(3200円ぐらい)は、ギョレメの街からは遠目のカッパドキア観光スポットをカバーしている。

スクーターで行くには片道で2時間ぐらいかかるので、ツアー参加が楽ちん。

まずは朝から、カッパドキアの奇岩群を上から見渡してグリーンツアーがスタート!!

グリーンツアー

ツアーの人数は、ガイド含めてたったの6人。ほぼプライベートツアー。ラッキーだね。ガイドだけが、いつもは10人~12人なのにと嘆いていた。

おれら日本人2人、中国人東莞出身のユイ、ユーンの従妹、ガイドのトルコ人ハルーンに、その弟・・・。

弟が初めてカッパドキアに来たから、ついでに同行。この気軽さが海外ならではでいいんだよ。

ワイワイ話したり、すぐに昼寝していたり、みんなノンストレスなツアーの中、車はしばらく走り、ギョレメから40キロの地点に到着。

ここは世界遺産にもなっているDERINKUYUの地下都市。

紀元後4世紀頃、キリスト教徒によって形成された岩窟住居がある場所。

11世紀に入るとイスラムの支配下となったが、彼らはこの地に住み続けた。

地下都市という、隠れやすく、敵からの侵入を阻止するのに容易い日の当たらない世界。

DERINKUYU 地下都市

ここは一時的な避難場所ではない。長く生活するための機能を有している。

DERINKUYUは、なんと12層もの地下階が存在する。地上からの通風孔の長さは120メートルにも達し、5千人以上もの住人が暮らしていたのではないかと言われている。

5千人が地下に・・・。

ようやく、この地下都市のすごさをおれらも思い知った気がした。

中には沢山の食料貯蔵庫、キッチン、教会、生きた家畜をつないで置く場所まで存在する。本気でこんな場所に生活していたのか。硬い石をどうやって掘り進め作り上げたのだろう。ローマ帝国からのキリスト教徒迫害を逃れるためとはいえ過去の人間のバイタリティーの凄さを実感する。

外敵から守る為に、何度も中のトンネルは狭くなりいつでも塞ぐことができるようになっているし、非常用のトンネルは他の場所の地下都市にもつながっているという。

地下都市

おれは、ここはまるでアリの巣みたいだなってすごく気軽に簡単に観光をしてしまったけど、後で考えてみると大変な歴史的、文化的に価値のある場所だったようだ。

お次は、カッパドキアという奇岩群のイメージが強い乾燥した緑の少ない大地の中にあるぽっかり開いたオアシスともいうべきIHLARA渓谷。

不思議なことに乾燥した道を車でしばらく走り続けてから見ると、普通にきれいな景色だと思った。

カッパドキアにあるから映える、水の大切さも教えてくれる貴重な場所なんだろう。

IHLARA 渓谷

渓谷に降りていき岩窟の中にも、宗教画が描かれている。

一応、撮っておこうか。

宗教画

渓谷を歩いているとトルコの学生達とたくさん遭遇した。なんだかよくわからんけど、一緒に写真を撮ろうと言われることが多かった。特にカヨがトルコの女性学生からアプローチされている・・・。

色白のアジア人が流行っているのか?挙句の果てには、カメラ持ってないけど一緒に撮りたいから後でメールで送って下さいとか。よくわからん・・・。

IHLARA渓谷は、まあ静かな所でのんびりみんなでただ気ままに歩き続けていた。

BELISIRMAを歩く

ユイ、ユーンの中国人従妹ともたくさん話をすることができた。

特におれらの世界一周の話に興味深々。すごく羨ましいと言っていた。

2人とも英語もペラペラだし、良い所のお嬢様だろうから簡単に行けるだろうって思いながら、「次はユイもユーンも世界一周だね?」なんて何も考えずに聞いてしまった。

それまでの笑顔が曇ってしまった。

「VISAが厳しくてとても世界一周にはいけない。日本に行くのでさえVISAが厳しい。」

そっか・・・。

日本人ってほんと恵まれているんだな。大して英語がしゃべれなくても、入国審査で難しい質問されるわけでもないし、荷物検査も形だけだからほとんどの国に簡単に行ける。

まあこれは先人が培った努力と信頼なんだろうから、単なる旅行者としてもこの日本人の信用を大切に守らなければいけないんだろう。

バカな旅行者が増えて、日本人への対応が厳しくなるのは後世に申し訳ないしね。

ふと、そんなことまで考えてしまった。

分かってはいることだが、ユイ、ユーンもすごくいい娘達だった。

中国人って、対仕事でも苦労したし、集団だと騒がしいし、列にも並べないし、自分勝手だなあって思ってしまうことが多々あった。

でも一人一人と話をしていると、みんな同じ人間でその誰かを中国人だから嫌いって思ったことなど一度もない。

そういうもんなんだろうな。

シビアな事をしばし脳裏に考えているおれを余所に、トルコ人ガイドのハルーンと弟は、完全に2人で楽しんでいた?

モデルかっ!!

確かに2人もとカッケーから、なんも言うことなしなんだけどね。

ガイドはモデル兄弟

ずっと2人で写真を撮りあっている。面白がって、「撮ってあげようか?撮ってあげようか?」っておれら。

ほんとに素晴らしく仲良しの兄弟。

SELIMEの洞窟

ツアーは少し飽き始めてきた頃、今度はSELIMEの岩窟住居を見学。

なんとなく登って、なんとなく歩いて後にする。

最後にはまたカッパドキアの絶景を眺めて、グリーンツアーが終了。

ユイとユーンは、おれらよりだいぶきれいなホテルへと帰っていきました・・・。

PIGEON VALLEY

グリーンツアーの総括を勝手にさせていただくと、

ご飯はおいしくなかったし、まあまあかな。

カッパドキアでのおれらのおススメは、スクーターで散策。気球には乗ったほうが絶対よい。グリーンツアーは、時間があるなら参加してみたらって感じ。

まあ他の国の人達と一緒に回るってのは、おもしろいし、おれは好きかな。

グリーンツアーでのレストランはおいしくなかったけど、近くのスタッフが生のクルミをとってきてくれた。

緑の実の中に茶色のクルミが入っていておいしく、いい経験だった。

カッパドキアに来て、トルコの評価が以前より上がってきたところで、その日のうちに夜行バスでパムッカレに向かう。

本当に何度もしつこく、一番後ろの席でも他の席と同じようにリクライニングするのかと確認したから安心して乗った夜行バス。

普通に席は倒れないし、4人席のはずが最後部のおれらの席だけ5人席・・・。

寝れないバスで、パムッカレへと向かってます。

おれは、ほんとに嘘が嫌いだ。

Comment » | 28.トルコ

Back to top