Archive for 3月 9th, 2012


ダルバール広場へ散歩に行く -カトマンズ-

3月 9th, 2012

written by kuro

2日前・・・

寝ても、寒くて寒くて仕方がない。

朝、何度も悪寒で目を覚ます。何かがおかしい・・・。

珍しく風邪を引いたようだ。症状は寒気に、咳&鼻水が後から追加された。

そして、次の日にはカヨもダウン。

アフリカでのマラリア潜伏期間を考慮して、細心の注意も払っていたが、どうやらただの風邪のようだ。

カトマンズ特有の高所と乾燥、そして、埃っぽさ、排気ガス。更に、安宿の太陽光発電における不十分な温かさのシャワー。

アフリカ、中東からこの地に来て、急激に温度が下がったのも一因なのだろう。

2日経ってようやく少し回復したので、カトマンズの徒歩でも行ける観光名所を散歩しに行く事にした。

相変わらず、自動車、バイクの数が多いカトマンズ。

カトマンズ

排気ガスに、汚染されている町。

色つき、柄つきのマスク、もしくはストールで口を覆っている現地の人々を多く目撃した。

たったの10年前は、ここまで空気が汚染されてはいなかったと現地の人が言っていたのを思い出す。

今日の散歩がてらに向かっている先は、ダルバール広場。

旧王宮前の広場であり、カトマンズの中心地らしい。

近づくにつれて、人々の数も増えてくる。

寺院などが目的の観光客の姿がちらほら、多くは近辺に広がる現地の人々のマーケットが目当てのカトマンズの人々っぽい。

カトマンズ

それにしても、人が溢れている。

気分がだんだん億劫になって来たが、ダルバール広場に入ってしまえば人も少なくのんびりできた。

ダルバール広場(Durbar Square)では、入場券が徴収されると聞いていたが、どこにあるのかもわからず、みんな普通に入っていたので俺らもそのまま人の流れに便乗した。

ダルバール広場

立派な寺院が立ち並び、現地の人々はのんびり過ごしているような感じだった。

鳩も多い・・・。

印象的だったシヴァ神の化身の一つ、カーラ・バイラブの像。

カーラ・バイラブ

恐怖の破壊神と呼ばれているらしく、嘘をつくと死を迎えるとか。

こちらは、クマリの館。

女神クマリの化身として選ばれた少女が住む館。

16時半から30分おきに、窓から顔を出してくれると言う事なので、興味は無かったがちらっと見てみる事に。

 

クマリの館

付き人が再三のカメラ禁止を促した後、クマリちゃんが顔を出したけど・・・

その間、たったの5秒・・・。

若い女性の観光客が、注意を聞いていなかったのか、カメラをクマリちゃんに向けてしまったようだ・・・。バカっ。

素晴らしい洞察力と反射神経で、向けられたカメラにすぐ気付いた彼女は、自ら一瞬で部屋の中に姿を消した。

少女の仕事は、女神クマリの化身として町の邪気を払い、病気を治し、人々に繁栄と成功を与えるものらしい。

色々な信仰と伝統が未だに残っているという事かな。

カフェから見る、ダルバール広場とカトマンズの街。

ダルバール広場

古い寺院と、新しい建物が融合している風景。

この風景は10年後には、変わっているのだろうか?

カトマンズも、ヒマラヤ山脈の登山、トレッキングの入口として、急激に発展をしてきた町らしく、どんどんオープンした宿は今では供給過多になっていると聞く。

そして、増加し続ける車と排気ガス。

なんとなく、更に変化が必要なタイミングなのではと勝手に思ったり。

池に浮かぶ寺院を横目に眺め、排気ガスに汚染された空気を吸いながら、宿にスタスタと帰って行く。

RANI POKHARI

相変わらず、そこら中で車のクラクションが止むことなく鳴っている。

外を気持ち良く歩ける街ではない。

あんまり、好きな町ではないかな。

戻る途中、通常サイズのミカンと、その1.5倍ぐらいある大きいミカンを売っているのを発見した。

興味本位で大きなミカンを買ってみた。

1キロ(5.6個)で、80ネパールルピー(80円)。

これでも若干のツーリスト価格だが、「1キロ400ルピー(400円)だ」とか、思いっきりぼったくろうとするお爺さんとかもいたので注意。

みかん

味はそれなりに甘くておいしいし、薄皮も食べれる程度。

意外だったのは、種が多く一房の中に4~6個も入っている。

まあ、自然で繁殖して行く為には必要な事なのかもしれないけどね。

日本のミカンが、食用として改良されているだけなのかな。

とにかくっ!

この日から大きなミカン達は、風邪気味の俺らに嬉しい存在となった。

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