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危険な国境を越えてインドへ -ルンビニ~スノウリ~バラナシ-

3月 29th, 2012

written by kuro

ネパールから、インドに入国する為に、スノウリの国境を越えて行く。

インド側のスノウリ国境では、バラナシにツーリストバスで向かう旅行者(特に日本人)が狙われているらしく・・・

バスの料金を思いっきりぼったくられたり、殴られたり、銃を向けられたりして強盗されたり。

スノウリの国境は、今でもマフィアの町だとか・・・。

そんな危険な情報を入手していたので、スノウリからゴーラクプルまでローカルバスに乗り、電車かバスの乗り換えてバラナシに行こうと考えていた。

しかし、ルンビニで旅行代理店で聞き込みをすると、強盗達は少し前に逮捕されたし、代理店のガイドもツーリストバスまで付いて行ってくれると言う。

慎重に悩んで検討した結果、危険なルートであるスノウリ国境からバラナシまでツーリストバスに乗って見る事に決めた。

こんな所でリスクを冒して今までの旅を全て無駄にするのは、極めて愚策なので、危険な雰囲気を感じ取ったらすぐにチケットを捨ててルートを変えるつもりでいる。

万が一に備えて、インドルピーも事前に用意済み。

そして出発の朝。

まだ夜が明ける前にミニバンが迎えに来る。

ミニバンでネパール側の国境に到着したのは、AM6:00頃。

旅行代理店のオフィスで、バスチケットを発行してもらいながら、本当に大丈夫なのか情報収集をする。

なんせこの支払済みのバスチケットが、インド側では無効だと言われて泣く泣くまた支払うなんてケースも聞いていたし。

「今は安全だから、大丈夫だ。」とは言っていたが、何かと胡散臭かったこのおっさん。

スノウリ

ずっと国境越えに付き合うかと思いきや、インド側で待っているとか何とも頼りにならない感じだった。

いざっていう時の為に、代理店の名刺を入手しておく。

結局、2人で歩いての国境越え。

ネパールの出国手続きをあっという間に終え、国境を越えて行く。

WELCOME TO INDIA。

ちなみに、ガッツポーズしているおっさんは、知り合いではない。

インド入国

遂に、インドに入国。

世界3大ウザい国と呼ばれ、そのウザい人達、町の汚さから二度とインドに行きたくないという人、逆に奥深い人間の魅力にどっぷりとハマり何度も足を運ぶ人。

一方で、アメリカの裏側での数字に強いお国柄を発揮し、証券取引、ITの分野で一気に急成長し始めGDP(国内総生産)でも世界上位に位置する経済大国。

しかし、1人当たりのGDPはまだまだかなり低い。つまり、圧倒的な人口を力に世界に影響を及ぼす経済大国に成りあがってしまっている。

そんな、インドに足を踏み入れる。

俺は、初めて訪れる国。

前の仕事でインドの同僚、税関にかなり手を焼いたので、あまり良いイメージは持っていない。

イメージは変わるのだろうか?

その国に初めて踏み込んで、見えて来た景色。

一言、「汚ねっ・・・」。

ゴミがそこら中に落ちているし、至る所でゴミを燃やしている。

インド

スノウリ国境での、インドのイミグレーションは、ちょっと分かりにくい。

イミグレーション

看板に辛うじて記載してはいるが・・・。

ただの、商店みたいな感じ。

しょぼいけど、写真は撮るなーってちゃんと注意してくる。

インドVISAを取得していたので、すんなりと入国許可のスタンプをもらい、無事にこれからインドの未知なる旅が始まる。

周りのインド人達は、ちょっと声をかけては来るが、しつこく無いし危険だと感じる事は全く無かった。

強盗達は、どうやら本当に居なくなったようだ。

おかげ様で、無事にバラナシ行きのツーリストバスに乗り込めた。

バス

後でネパール側の代理店のおっさんが、ノコノコやって来て何もサポートしてないくせにチップを請求して来たので、笑顔すら見せずに追い返した。

ツーリストバスで待っていると、そのうち旅行者が6人ぐらい乗って来た。

どうやら、もう大丈夫。。

インド入国後にツーリストバスで直接支払うより、ネパール側で購入した方がバス代も安かったし。

ルンビニで全て申し込むのが、今回は正解だったようだ。

バスは聞いていたAM7:30には発車せず、AM8:30にようやく発車する。

たった一度のトイレ&昼休憩にありついたのは、PM1:30頃。

そして、レストランなのに有り得ない状況。

ハエだらけ・・・

ハエ

どんだけ、大量発生しているのだろう・・・

それともインドでは、これくらいのハエ軍団は当たり前??

黒い点は、全てハエ。

ハエ

ガラパゴスでハエに追われた時より、アフリカでハエが普通に多い時よりも、格段にここの方がハエが多い。

大陸の代表で戦ったら、アフリカよりも、南米よりも、アジアが汚いって事なのか・・・。

まあ、お腹が空いていたしこのレストランで食べたけどね。

出てくるまでに、30分以上を要したチキンマサラ。

バスで一緒だった日本人のジュンさんと話をしながら待っていたので、楽しかったから別にいいけど。

カレー

初めて食べるインドでのカレーは、驚くほどでは無かったが普通においしかった。

バラナシに向かうバスは、ツーリストバスと表示されてはいるものの、途中で何度も現地の人を乗せたり降ろしたりを繰り返していた。

特に嫌に感じることは無かったけど、女性一人で座っていたジュンさんの隣に座って来た男は怪しい行動をしていたと聞いたので、それなりには注意を。

俺らは、途中で乗って来たインド人の家族とちょっとだけ遊んでいた。

お金を請求する事なんて勿論なく、写真を撮っていいよって赤ちゃんをずっと見せてくれるし、カヨが抱いていても全く泣かない可愛い赤ちゃん。

インド人の赤ちゃん

女の子は、化粧していてすごく美人さん。

カヨが作ってあげた折り紙のツルで遊んでいた。

インド人の女の子

なんだか、すごく素敵なインド人の家族だった。

俺らもインドの言葉をしゃべれる訳じゃないし、彼らも英語はほんの少し単語を知っているぐらいだったので、あまり話をできた訳ではないのだがすごく温かさが伝わってくる家族。

ちょっとだけ、インド人のイメージがいきなり変わってしまうぐらいの好印象。

絶対に赤ちゃんの写真代を請求してくると最初に疑った、俺らがすごく恥ずかしい・・・。

そうこうしている間もバスは走り続け、遂にバラナシに到着。

辺りはすっかり暗くなっていた。

ジュンさんとも、とりあえずここで別れてガンジス河近くにある宿にオートリキシャで向かって行く。

オートリキシャでは宿の近くの路地まで入って行く事ができず、オートリキシャ、人力車、人混みでごった返している大通りで降ろされる。

道を聞いた男が、宿まで送ってくれると言ってくれたので、チップぐらいならと思い付いて行く。

歩いていると、リキシャの上からいきなり日本語で、「死ね。」とか言って来たガキが2人・・・。

あまりにイラッとしたので「てめえが死ね。」って中指を立てると、その後10分ほど言い争いになったり・・・。

本当に2人ともどうしようもねえガキだったけど、驚いたのは彼らの日本語力。

俺の言葉もほとんど理解できているし、タダシと名乗るインド人は本当に日本語ペラペラだった。

「後で店にでも行ってやるよ。」って話しをすると、嬉しそうに名刺を置いて行った。

インド製の織物やらを売っているその店の名刺には、日本人女性の名前も・・・。

兄弟が日本人女性と結婚したんだってさ。

どうりで、そこまでの日本語力。

人を騙したりしてなきゃいいけど・・・。

とにかく、こうして奥深いインド体験生活が始まった初日。

初日の印象は、「この先も色々とハプニングが起きて行くと疑わざる得ない国」という感じ。

良い言い方をするのならば、「飽きない国??」

なのかな・・・。

どうなる事やら・・・

*今日の移動の詳細は、こちらから。 ↓ ↓

移動の内容 インド

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