フィッツロイ山かよ -エル・チャルテン-

written by kuro

バスの窓越しに見えてきたフィッツロイ山。

フィッツロイ山

これが、有名ブランド【パタゴニア】のロゴマークとなっている場所。

エル・カラファテから、エル・チャルテンまでバスで4時間程。

バスターミナルに到着する前に、観光案内所にバスは立ち寄り、エル・チャルテンでのトレッキング時の注意事項などを説明される。

生態系の関係で町の犬を山に連れてかない、トイレは川、湖の近くではしない、ゴミは一切置いてかないなど、一般的なことだったが自然を守ろうという強い意志を感じる説明を受けた。

町に着くと、サンドイッチと水だけを購入して、早速フィッツロイ山がよく見えるところまでトレッキングを開始。

エル・チャルテン

天気も良くなかったし、日帰りの予定にしていたので片道1時間半のカプリ湖までのコースにした。近くに別のビューポイントもあったし。コースの詳細は、観光案内所で情報をもらえる。

山は紅葉で色づいていた。日本の紅葉には正直劣るけど、人も少ないしのんびり山の景色を堪能できた。宿が同じだったオーストラリア人のカップルとちょくちょく話すぐらいで自然を静かに味わえる、これまたすごくいい時間。

フィッツロイ山

トレッキングは程よく息が切れるぐらいの、きつ過ぎず、ゆる過ぎず、それなりの道のりでだんだん全身が暑くなっていった。

気になったのは、思ったより生き物の気配が少なかった。鳥の鳴き声ですら、あまり聞くことができなかった。時期の問題なのかな。

この近辺には、固有種のシカがいると聞いていたので、目を凝らして探していたのだが、結局見る事はできなかった。

ちょくちょく景色を見ながら休憩して、ちょうと1時間半ぐらいでカプリ湖に到着した。

あいにくの天気だったが、ギリギリ雲には隠れずフィッツロイ山が見ることができた。

天気によって色々な顔を見せるフィッツロイ山と言われているので、これもこれでよし。

曇った空が、険しい山を更に厳しいもののように魅せる。

確かに、この力強い山は印象に残るなあ。

フィッツロイ山

なーんでこんなとんがった山が存在するんだろうなあ。

山と言っても色々な姿、形があtって、こんな山にも登頂した人がいる訳で。おれは、リタイヤするほどの険しい山に挑んだこともないから、あまり山の恐怖を知っているわけでもない。富士山を2度ほど登っただけ。

富士山ではご来光や、頂上付近の沢山の流れ星にちょっとは感動できたけど、あまりにマナーの悪い人の多さに若干嫌になった始末。

いつか、本当に何かを見せてくれる大自然の頂きに挑戦してみるのもいいのかも。

そんなことを考えながら、カプリ湖のそばでフィッツロイ山を眺めながらサンドイッチをほうばる。

カプリ湖

カプリ湖の水もきれいで、すごく透明だった。ここでキャンプするのも楽しいかもなあ。

静かな夜に、山の声を聞きながら。そしたら、シカも見れるかもだし。

夏の晴れた日にまた来ようかな。

この日は、もう一つのビューポイントに足を運んで、さっさとそのまま下山。

幸い雨にも降られずに、1日を過ごすことができた。近くのレストランで軽食とビールを飲みエル・チャルテンの町にひたる。出会った人もみな親切だった。

海外で現地の人達や他の国の人達とふれている時間がすごく楽しく感じられる。価値観が似ていたり、違ったり、それでも共感できるものが必ずある。

同じ人間だしね。

パスを待ちながら川沿いで、少しだけぼーっとしてみた。

エル・チャルテン

人生でもすごく貴重な時間の中に今いるんだろうなあ。

時々、しみじみとそう思う。

パタゴニアのロゴは、雲の中でも不思議な景観をかもしだしていた。

フィッツロイ山

エル・カラファテに到着したのは、PM10:00を過ぎていた。

そろそろ、心惜しいがパタゴニアを去らなくてはならない。

いつまでも居たい場所だった。

Category: 07.アルゼンチン Comment »

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