遊び心の溢れる街-タリン-
written by kayo
バルト三国の旅、最後の国、エストニアのタリンという街にやって来ました。
タリンの港からフィンランドのヘルシンキへフェリーで行けるので、フィンランドから日帰りで観光に来る人も多いそうです。久々に何人も日本人見た。
バルト三国は物価が安いって言うけど、実はリトアニア→ラトビア→エストニアと北上するにつれて物価は上がって行きます。北欧価格に近付いちゃうんだね。
とりあえずプラプラ街歩き。
人も少なくて落ち着いた雰囲気。良いね。
バルト三国ならではの綺麗な建物もいっぱい。
右上の写真の建物は「三人姉妹の家」だそうです。
ラトビアのリガにも似たのがあったけど、あっちは三人兄弟か。親戚かな。
ピック通りの25番地。
可愛らしい建物に目を奪われて見上げると・・・
うわ!変なのがいる!!
「のぞき屋トム」さんだそうです。建築デザイン自由過ぎ。
他にも細かい所に目をやると、可愛らしさや遊び心に溢れてる。
見つけるのが楽しい。
「あ、可愛い!」って瞬間に何度も会える街。
派手過ぎない、素朴な感じにホッとする。
珍しい格好のお姉さん。
何か売ってるぽかったけど、売る気ゼロだったので隠し撮りだけさせてもらいました。
なぜか所々にこういう顔出しパネルがある。
「顔入れろ―。顔入れろ―。」って言われてる気がして入っちゃうんだよね。
別に自信があるわけじゃないけど、クロさんには負けてない気がします。
のんびりカフェしたり、豚が美味しいというレストランでご飯食べたり。実際はそこまで美味しくなかったです。
あとタリンでは美容院にも行きました。
髪の毛のプリン状態が気になってて、ずっと楽しみにしてた次のフィンランドへは小奇麗な格好で臨もうと思って。
しかし見事に惨敗しました。
綺麗めな美容院に入って大金を払ったんだけど、何がどうしてこうなっちゃったのか。
傷んだ毛先だけ切ってほしいと言ったら、10cm以上ばっさりカット。
前髪は眉毛の下と何度も言ったのに、眉毛の上でカットされ、さらにカミソリでどんどんすかれ、1番短い毛束を手に取るとわずか3cm。
そして茶色でお願いしたカラーはなぜか真っ赤に。「元の髪の色に一番近い色よ!」とか自信満々で言われたのに・・・。IZAMじゃあるまいし。
しかもすすぎが最強に甘くて、おでこや頬にインクべったりなまま終了。
それから3週間もの間、シャンプーをすればピンク色の泡が流れ続け、濡れた髪の毛を拭けばタオルがピンク色に染まり続けました。
何より納得いかなかったのが、問題の美容師のおばさんが相当満足気だった事。
これって大成功だったの?あまりのどや顔に何も言えなかったよ。
それどころかそんな空気に流されて「Good!Thank You!」とか言ってきちゃったし。
もうバカッ!!自分バカッ!!!
しかも途中でヤバイって気付いてたのに、「このままほっといたらどうなるんだろう・・・」っていう変な好奇心が出ちゃってたんだよね。
本当にバカッ!!病気っ!!
まさかここまでイメチェンするつもりはなかったし、ブログのネタにもならないはずだったので写真も撮ってません。
帰国がまだまだ先で本当に良かったー。毛が欲しい。
夜の広場。
建物表面のドットは光です。
こんな演出をさりげなくしちゃうなんて、素敵な街だね。美容院以外は。
バルト三国、本当にすごい良かったよ。
似てる様でそれぞれ全然違う魅力があったし、落ち着いて観光できるのが良い。
また違うヨーロッパの顔を見れた感じ。本当におススメです。美容院以外は。