ミスったが、VIP☆ -アカバ-

written by kuro

この移動もだいぶ疲れたけど、結果オーライ。

VIP待遇を受けた日でもある。

ワディムーサ(ヨルダン)から、目的地のダハブ(エジプト)まで、なんと18時間もかかっている・・・。

この区間の移動は、人によってケースがまちまちなので注意が必要。

早朝からワディムーサを発ち、フェリー乗り場があるアカバという町に向かう。

他に観光客もいたので、ちょっと安心。

バス

AM10:00、アカバに着きバスを降りる。

一人のタクシーのおっさんが、しつこく話しかけてきた。

「フェリーのチケットはフェリー乗り場ではなく、町のチケットオフィスでしか買えない。2人で5ディナール(550円)でチケットオフィスとフェリー乗り場まで連れて行く。」

地球の歩き方にもフェリー乗り場にチケットオフィスありって書いてあったから、このおっさん、普通に嘘ついていると思った。

一応、聞いてみようと思って、近くにあったポリスに寄ってみる。

少し待たされた後、ずいぶん偉そうなポリスが登場し、

「チケットはフェリー乗り場で買えるから、直接行け。」と断言される。

念の為にポリスから立ち去る時にも、「フェリー乗り場でチケット買えるんだよね?」って確認していた。

偉いポリス、「ノープロブレム。(問題なく買える)」。

すげえ、安心してタクシーでフェリー乗り場に向かったよ。

そしたら、フェリー乗り場のゲートに入る入口でまさかの門前払い。

「チケット無いと入れない。チケットは町で買え。」って。

「・・・・・・。」

バカ言っちゃいけねーよ。

「偉そうなポリスに確認して来たんだっ!!ポリスに電話しろっ。」

とまで言ったんだけど、相手にされなかった。

現在の時刻は、AM11:00ちょっと回ったぐらい。スローフェリーの出航は、PM1:00と聞いている。

今から往復すればなんとか間に合うか。

近くにいたおっさんが、10ディナール(1100円)とかで往復してやろうかと申し出てきた。

選択の余地はなかった。

急ぎ町に戻り、ATMにも急遽よってもらい、すぐにフェリー乗り場まで送ってもらう。親身になって急いでくれて、いいおっさんだった。

偉そうなポリスに文句の一つでも言ってやるかと思ったが、時間がない。

なんとか、AM11:30にフェリー乗り場に戻ってきた。

前方500メートル先に、一隻のフェリーが出港し始めているのを目撃した。

まさか、あれじゃない。おれらのフェリーは、PM1:00だ。

急ぎ足で、近くにあったインフォメーションセンターに駆け込む。

「PM1:00のフェリーに乗りたいんだけど、どう手続きすればいい??」

スタッフのおっさん。きょとんとした顔して、

「今、出港したよ・・・。」って。

「えっ。あれっ。」何言ってんの?って思って、何度か聞き直した。

「えーと、それで次のフェリーは??」

「次のフェリーは、AM0:00だよ。」だって。

「オッケーッ!!」わかったーって後にする。

「・・・・・・。」

12時間待ち・・・。

タクシーのおっさんの言うことを、聞いておけば良かった・・・。

もちろん、それは結果論。

仕方ないので時間を潰す。

誰一人と並んでいないカウンターで、出国税を支払う。

誰一人と並んでいないカウンターで、出国の手続きを行う。

誰一人と座っていない待合室で、海を眺める。

すでにスタッフが椅子で寝転がって休んでいるレストランに、無理やり押し入る。

ずっとレストランに居座る。

そのうち、パソコンもi-Pod Touchも充電が無くなる。

辺りを探し回っても、コンセントは見渡らない。

少し眠る・・・。

起床。

話をしたり、近くにいたネコをかまったりするが飽きる。

ぼーっと考えごとする。

そのうち、考えるのもやめてただぼーっとする。

私達って、一体・・・again・・・。

・・・

大したこともせずに、いつしか時間だけが経過する。

PM6:00近くになって

何故か、辺りが急に騒がしく感じた。

おかしいなって思って、見に行くと出国手続きのところに行列ができている。

フェリー会社のオフィス(港内にあったんだけど、チケットは売ってない)のスタッフと、着いた時に尋ねたインフォメーションに確認する。

なーんと、PM6:00~PM8:00ぐらいにフェリーが出港するという。

なんだか全く意味がわからんけど、おれらにとっては予想外のラッキーな状況。

乗り場近くに移動すると、すでに沢山の乗船待ちをしている人々がいた。

視界に入るは、欧米人らしき集団。

他にも観光客がいたと思い、安心して早速話しかける。

彼らの中にも、昼のフェリーを乗り過ごした人がいた。よくわかんないね。って、ようやく笑って気分も復活してきた。

しばらくすると、アナウンスが流れ一斉に人々が列を作りだした。

おれらも慌てて、列に並ぶ。

そしたら、「ツーリストは、最前列に来て下さい。」と言いながらスタッフが歩き回る。

そんなこんなで、ツーリストはみんな一番乗りでフェリーに乗船することができた。

パックパックもまとめて、フェリー内の一箇所に置かれた。

荷物も含めて、色々な意味での安全対策なのだろうと感じた。

まあ、ようやくフェリーに乗れたよ。

フェリー

今度は、船内でエジプトへの入国手続きの為に、書類を記入してパスポートを預け、引換番号の記載された書類をもらう。

ようやく、エジプトに行けるぞって席を確保して座る。

フェリー内 普通席

そんなに席も悪くはないし、周りには一緒に欧米人のグループもいるから一安心だ。

ようやくリラックスをしていると、

今度はフェリーのスタッフが話しかけてくる。

「ツーリストの為に、ファーストクラスの部屋を用意してますので移動して下さい。」

「えっ??」

いいの?って、にやけながら、みんなすぐに移動する。

案内された部屋は、さっきとは別世界。

下の写真はその半分ぐらいのスペース。

ツーリストの人数は、10人ぐらいしかいない。

VIP ルーム

エアコンも効いていて、すげえ快適なスペース。

完全に生き返った。みんながソファーで転がれる広さ。

そのうち、いきなり缶ジュースが配られてきた。

「マネージャーから。」って。

どんだけのVIP待遇なんだろう。何かあったのかなあ。

ほんとによくわからないけど、最後にはいい想いをした。

PM8:00に出港して、PM11:00に下船。

ここが宿でも良かったな。

ちなみに2人のスペースはというと・・・

ここだっ!!

おれら2人のスペース

白と黒の長いソファに、無駄にテーブル4つに、椅子5つ・・・。

これが2人だけのスペース。

VIPだなあ。

ついているなあって、自分に酔っているのも束の間の時間。

下船してから、入国の手続きを終えてダハブに行くのに、またタクシードライバーと料金交渉戦争・・・。

おれらが、タクシードライバー10数人にたかられているのを、ツアーバスが迎えに来ていた欧米人の一緒に到着した集団はバスの中から見守っていた。

やっと出発したタクシーのドライバーは、ずっと色々と聞いてきてうるさいし。

結局、ダハブのホテルに到着したのは、AM1:30。

疲れた・・・。

こんな感じで、旅をしています。

・・・

この日の移動の詳細は、いつものホームページの移動の内容から。

↓ ↓ ↓

ワディムーサ(ヨルダン)からダハブ(エジプト)への移動情報

Category: 29.ヨルダン Comment »

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