DUNE45 ナミブ砂漠の夕日 -ウイントフック~セスリム-

written by kuro

「あっ、またあったっ!!」

「そろそろ、行っとくか?」

こんな会話が始まるサインが、この標識。

休憩マーク

スピードを落として、1km先で路肩から5メートルほど道を逸れる。

すると、こんなスペースがある。

ちゃんと、雨も凌げる休憩所。

昼時になると、みんなそれぞれのスペースを確保して青空ランチを取っていた。

場所にもよるけど、10キロ、20キロ間隔ぐらいでこのスペースを見つける事ができる。

休憩ポイント

そうなんです。そうなんです。

これがしたくて、ガスコンロ&フライパンを買ったんです。

青空での自炊、いいっしょ?

外での食事は、なんでこんなにおいしいんだあ~!!

いつも思う・・・。

これがやりたかった。

時間をかけたくないから、ほとんどラーメンだけどね。それに、ゆで卵・・・。

日持ちする玉ねぎと、スープの素も買い込んでいる。

ちなみにゆで卵は、朝からすでに2人で6個も消化しているので、12個ぐらい余裕だった・・・。

おもしろいのは、このスペースで青空ランチをしていると、通り過ぎる車が何故だかクラクションを鳴らしてくる。

最初は、なんだろう?と少し警戒したりもしていたのだが・・・。

昼時になると、ほとんどの車がクラクションで合図してくる。

その顔を見ると、

笑顔。。

たぶんね、「食事を楽しんで。」とか、「おいしそうなランチ羨ましいぞ。」とかそんな意味合いっぽいんだよね。

だから、クラクションを聞くと、なんだかこっちまで笑顔になれた。

こういうちょっとした、人間っぽい楽しみ方がすごく好きだ。

ガスコンロを買って良かったー。

・・・・・・

そんな、レンタカー1日目。

ウイントフックから、B1という主要道路を走っている間は、舗装されているし、車も少ないし、快適にスピードを出し続けていられるんだけど。

ナミブ砂漠に向かう為に、C24、C19なんかを走り始めると、完全に未舗装の道へと変わっていく。

しかも、思っていたより距離があり時間がかかる。

ナミビアの道路

だからそのうちスピードを出してしまう。

60キロ規制の所を、80キロ以上で走り始める。

そしたら、一度だけ完全にタイヤが砂利で滑ってしまい、ハンドルを右に左に切り続けてもスピードが落ちるまでコントロール不能の状態に陥った。

おれが、変わらぬ顔をしてハンドルを切り続けていたので、カヨは遊んでいるものと思ったらしいが、危うく大きな事故に繋がるところだった。

幸い他に車もいない大きめな道なので、無事に態勢を整えれた。

流石に焦ったので、また安全運転に切り替える。

ナミビアのレンタカーには、ほとんどの車にブラックボックスなるスピードを記録する装置があるので、制限速度を超えて走っている時に事故ったりすると、保険も効かなくなるケースがあるので本当に注意。

おれらのレンタカーは、半損とかすると15万円ほど請求される契約。

それから他にも、小さいガソリンスタンドで故意にガソリンの代わりに水をいれられて、旅が終了したケースもあると聞いたので、大きい町のガソリンスタンドに寄る事にしていた。

初日にガソリンを補充したのは、Solitaireという町。

更に、基本的に車の運転は好きなんだが、そのうちナミビアの風景に段々と飽きてくる。

主要道路では、ラジオで音楽が聞けたけど、未舗装の道になるとラジオも入らない。

飽きっぽい人は、CDとかを持って行った方がいいかもよ。

たまに、サルとかインパラが見れたりはするんだけどね。

アフリカ

ウイントフックをAM10:00に出発して、ナミブ砂漠観光の拠点になるセスリム(Sesriem)に到着したのはPM4:30。

とりあえず、キャンプサイトを予約して、ナミブ砂漠の24時間パーミッションを購入する。

これが、本日のおれらの宿泊スペース。(実は、コンセントもライトもある。)

本日の宿

キャンプサイトの利用は、1人125ナミビアドル(1375円)。

共同のバスルーム、レストラン、プールまである。

俺らはテントを持っていないし、2人だけでレンタカーをすることで、車の中で寝る作戦。

ちなみに、セスリムのキャンプサイトに入る手前にゲートがあり、日の入り時間頃にゲートを閉めてしまうので注意。

少しだけゆっくりしてから、早速ナミブ砂漠とその夕日を見に行く。

向かった先は、DUNE45と呼ばれる夕日スポット。

ゲートから45キロの地点にある、小さなこの看板が目印。

DUNE45

そして、ナミブ砂漠っ!!

DUNE45と呼ばれるポイント。

DUNE45

足跡一つなくて、かなりきれい。すぐに風によって足跡も消されてしまうみたい。

ちょっと来るのが早かったのか、先客は1人の観光客が木陰で横になっているだけ。

おれらも、もう少し日が傾き出す頃に登る事にした。

しばらくして、一応きれいな砂漠に足跡が残らない様に、裏手の方から一番高い場所を目指して登り始める。

足元には、青みを帯びたフンコロガシが走って逃げていく。

砂漠を登り続けるのは、結構しんどい。

足が砂に取られて、進んでは少し戻されまた進むを繰り返し続けなければならない。

裸足になって登っていたのだが、時々植物が足に刺さる。

頂上まで登るのは、こりゃ大変だって思っていたら・・・

上から声を張り上げ、こっちから登った方が楽だぞーと、小まめに指示を出してくれる奴が現れる。

さっきまで、木陰で寝ていた観光客の男だ。

そんなアドバイスも聞きながら、なんとか歩を進めて行く。そう言えば、サハラ砂漠を歩くのも大変だったっけ。

そして、夕日の為だと思い30分以上かけて頂上まで登り切った。

夕日に照らし始められるナミブ砂漠。

DUNE45

風によって作り出された、砂のウエーブもより一層にきれいに見えていた。

上で指示をくれていたのは、レバノン人のイブラヒム。

3人で沈む夕日を眺めていたのだが、なんだかイブラヒムは隣で苦しんでいる。

どうやらマラリア予防薬の副作用により、ひどい腹痛が起こっているとの事。

水も飲めないぐらい苦しみながら、一緒に夕日が沈むのを待っている。

「大丈夫か??」

「うーん・・・。」みたいなやり取りが、DUNE45の頂上で続いていた。

そして、ほぼ夕日が沈む頃。

DUNE45

「おれは、満足したっ。じゃあな。」と、一気に砂漠を駆け下りて行くイブラヒム。

早っ・・・。

イブラヒム

俺らは、もう少しだけ赤く染まった砂漠の景色を楽しむ。

DUNE45

夕日に赤く染められたナミブ砂漠は、本当にきれいだった。

DUNE45

大満足だね。

おれらも早々に引き返さなければならない。

何故なら、キャンプサイトとナミブ砂漠の間にあるゲートは、日の入り1時間後に閉められてしまう。

この時期はPM8:30にゲートが閉まり、遅れると罰金らしい。。

更にスピードにも注意して戻らないと、スピード違反で捕まる事があるという、ちょっと神経質な場所。

俺らもDUNE45を楽しみながらも、さっさと駆け下りる。

30分以上かけて上ったのに、下りは5分ぐらい・・・。

さあて急ぐぞ!って車に向かっていると、近くから日本語が聞こえてくる。

近づいて行くと、あれ?なんだか見た顔がそこに・・・。

なんと、ナイロビの宿で一緒だったタクさん&サユさん。

こんな所で偶然会えるなんてすごいっ!!

いやいや、2ヶ月ぶりのアフリカでばったりの再会。

ゆっくり話すのは後でねっ。

って事で、PM8:30に間に合うべく、60キロ規制の道を捕まらないだろうギリギリの70キロぐらいでひた走る。

真っ暗になった道は、思った以上に遠く感じたが、なんとか2台とも5分前にはゲートに戻ることができた。

夜は、ビールを飲みながらまたガスコンロの登場。

インスタントラーメンは、味の違う5種類を用意している。

真っ暗のキャンプサイトに少しの灯りで、クッキング。

見上げると、驚くほどきれいな星空が広がっている。

星空ディナータイム。

静かな場所に、天の川まではっきりと見える星空。近くでは、普通にジャッカルが散歩していた。

こんな夜は最高だね。

俺らのキャンプ地まで、わざわざ来てくれたタクさん&サユさんと、旅で感じて来た事なんかを語り合う。

カップルで旅をしているこの2人の感性もすごく好きなんだよね。

2人とも、真っ直ぐでやさしい。サユさんのブログはこちら ↓ ↓

usagoroでっぱ!!~世界一周ブログ~

タクさん、サユさん達は明日、朝日を見に行くんだって。

おれらはどうしようかねえ?

夕日に満足したし、朝は気持ち良く寝ていたいし・・・。

「朝の気分で、行くかを決めようっ!!」と2人。

・・・・・・。

お分かりの通り、このケースだと起きた試しが無い・・・。

いつも通りのマイペースな2人。

それでいいと思っている。

自分の時間を、それぞれが楽しんでいる。

DUNE45

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