◆予防接種

世界一周するとなると様々な感染症にかかる可能性が出てきます。

特に衛生環境の良い国で育っている私達は抵抗力が弱いです。

中には命に関わるものもある為、甘く見ずしっかり予防接種を受けていく事にしました。


予防接種を受けられる場所は、黄熱病に関しては各地域の検疫所で受ける事になりますが、

その他に関しては検疫所の他に民間の病院などでも受ける事ができます。


価格については各医療機関によって違うようです。

私達は忙しかった為、家からでも会社の帰りでも通いやすい病院を選びましたが、

時間があってなるべく安く済ませたい人は、事前に価格を問い合わせてみると良いかもしれません。



■接種スケジュール&価格

日付 予防接種名 価格 備考
9月6日(月) 狂犬病(1回目) ¥9,800  3回接種で基礎免疫獲得(2年有効)
  A型肝炎(輸入) ¥13,000  1回接種で1年間、2回接種(6〜12ヶ月後)で20年間の基礎免疫獲得
  腸チフス ¥8,000  1回で免疫獲得(約3年有効)
9月13日(月) 狂犬病(2回目) ¥9,800  ※1回目から7日間空ける
  破傷風(輸入) ¥4,000  1回の接種で基礎免疫獲得(10年有効)
9月29日(水) 狂犬病(3回目) ¥9,800  ※2回目から21〜28日間空ける
  麻疹/風疹 ¥10,000  ※麻疹になってないカヨのみ、風疹と一緒になったものを受けました。

私達がお世話になったのは「日比谷クリニック」というトラベルクリニックです。

通いやすいというだけで選んだ病院でしたが、とても素敵な所でした。

院長先生はとても親切で、旅での注意点や危険性を色々と教えて下さり、その知識の豊富さに途中から

メモを取り出して聞き入ってしまうほど。

看護師さん達も痛さが気にならない様にいつも上手に話しかけてくれ、全て終わった時はもう来れないかと

思うと寂しくなってしまいました…


こちらの院長先生にすすめられたものを接種しました。

日本脳炎は成人が発症する事は稀だそうで、それよりは最近流行している腸チフスを受けた方が良いとの事でした。

風疹は妊娠の時期にかかると奇形児が産まれる可能性が高くなるらしく、女の人は受けといた方が良いみたいです。

 

注意すべき点は、A型肝炎や破傷風の様に国産ワクチンと輸入ワクチンがある場合があり、

それによって価格、接種回数、有効期間が違うという事です。

輸入ワクチンだと海外にも同じ物があり、私達はA型肝炎の2回目をどこかで受けようと考えています。

詳しい事は受ける医療機関にしっかり問い合わせて下さい。


※黄熱病に関してはこれからなので、また終わり次第更新します!




■病気の種類

[黄熱病]

流行地域:熱帯アフリカ、中南米

感染源:ウイルスを保有した蚊

症状:突然の発熱、頭痛、嘔吐など。重症になると後腎障害、出血傾向、黄疸などが加わる。高い確率で死に至る。

予防方法:ワクチン接種(10年間有効)、蚊に刺されない事も大切。


[A型肝炎]

流行地域:米国、カナダ、北欧、西欧、オーストラリア、ニュージーランド以外の世界全地域

感染源:ウイルスに汚染された水や野菜、魚介類など。便からも経口的に感染する。

症状:感染してから2〜4週の間に発熱、倦怠感、黄疸。成人が感染した場合はかなりの確率で急性肝炎を発症。

予防方法:ワクチン接種で長期にわたって確実な予防が可能。


[B型肝炎]

流行地域:中国アジア地域、アフリカ、南米および北米の一部

感染源:キャリアと呼ばれる保菌者の体液や血液。医療器具や輸血、性的交渉などによって感染する。

症状:急性の肝障害。経過中に劇症化して死に至ることも少なく無い。

予防方法:ワクチン接種。海外で性的交渉や刺青、針治療など、体に傷をつけることは決して行わない。


[破傷風]

流行地域:全地域

感染源:傷口から入った土

症状:傷口付近がこわばる感じや倦怠感から始まり、その後手足の硬直や全身の痙攣が起こる。死亡率は50%。

予防方法:ワクチン接種、怪我をしない事。


[狂犬病]

流行地域:ほぼ全ての地域

感染源:主に犬、猫その他の野生動物に噛まれることから感染。舐められたり、くしゃみなどからも感染する。

    コウモリが空から飛散して感染するケースもある。

症状:発症すると100%死亡する。風邪に似た症状から始まり、急性期には不安感、恐水症状(水を極端に恐れる)、

   興奮性、麻痺、精神錯乱などの神経症状。脳神経や全身の筋肉が麻痺し、呼吸障害によって死亡する。

予防方法:ワクチン接種。その上で噛まれた場合などでも即病院で駄目押しのワクチン接種を受ける事。


[日本脳炎]

流行地域:極東、東南アジア、南アジア一帯

感染源:豚が保菌し、夜行性のアカイエ蚊が媒介

症状:脳炎を起こし、痙攣・麻痺・錯乱など多彩な中枢神経症状。死亡率、後遺症、完全治癒はそれぞれ約1/3。

予防方法:ワクチン接種、蚊に刺されない事。


[腸チフス]

流行地域:アフリカ、東アジア、東南アジア、中南米、東欧、西欧

感染源:汚染された飲み水や食物

症状:腹痛・発熱・頭痛・全身倦怠感・空咳・鼻血。下痢や血便、腹部や胸部にピンク色の斑点が現れる。

予防方法:予防接種。流行地では生水や生ものを取らない。